2012年の活動記録

大倉尾根山小屋に救急箱設置

  • 活動期間 2012年10月6日、8日、27日
  • 活動者  山岳奉仕団3名
  • 活動場所 丹沢、大倉尾根、鍋割山
  • 活動概要

 10月3日、丹沢山小屋組合長と日赤神奈川県支部、山岳奉仕団が救急箱を大倉尾根の山小屋に設置する契約を結びました。その時、「良いことなので、早く山小屋に設置してほしい」旨の要望があり、急遽、大倉尾根と鍋割山の小屋に救急箱を設置することにしました。

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 6日からの3連休で、大倉尾根の山小屋に設置する計画を10月の例会で確認し、初日;鍋割山荘、花立小屋、2日目;堀山の家、駒止茶屋、3日目;見晴茶屋、大倉高原山の家、の活動計画で計画しました。しかし、直前の天気予報で7日が悪天候とのこと、鍋割、花立、堀山を6日、高原山の家、見晴し、駒止を8日と計画変更し実施しました。

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 背負子に赤十字マークの救急箱、赤十字マークと日赤神奈川県支部・山岳奉仕団名が書かれたアクリルパネルをセット、個人荷物をその上に積み上げて山に入りました。救急箱も数キロあり、大型のアクリル板パネルが意外と重く、ボッカの雰囲気でした。二股からの鍋割ルート、大倉バス停から大倉尾根のルートを8時に出発、秋の登山日和で登山者の列が切れずに続く山道を進んで行きました。

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 山小屋では救急箱の使用方法などを説明しました。鍋割山荘の草野さんは、連休の忙しいなか、鍋焼きうどんを調理する手を休め、奥から出ていただきお話を伺いました。有難うございます。小屋の方々と登山者のケガや事故についてお伺いしたところ、救急用品を求められることが多いのはシップ、カットバンなどで、多くの登山者が入る大倉尾根の割には、各小屋で一年に数回程度とのことでした。

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 事故情報の収集などもかね、定期的に救急箱の資材のチェックで各小屋を訪問することが、今後の奉仕団の活動として大切となります。今回は急遽計画を実行したため、参加できる団員が少なかったが、これからの補充活動は多くの団員が参加して活動を継続してゆきます。

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