2011年の活動記録
第25回丹沢ボッカ駅伝競走大会に救護協力
- 活動期日 2011年6月5日
- 活動者 山岳奉仕団 9名
- 活動場所 丹沢 大倉尾根
- 活動概要
第25回となる記念の丹沢ボッカ駅伝競走大会が開催され、我が山岳奉仕団は、その救護協力団体として参加しました。
この大会は、1987年(昭和62年)に第1回が開催されています。この大会の始まりは、丹沢の山小屋の主人たちが中心となり、山を愛する若者たちの手による競技会としてスタートしたようです。単に山の中を走り回るのではなく、その前後の期間には登山道の整備を行い、当時は鍋割山荘まで飲み水を詰め込んだザックを襷代わりにつなぎ、大倉からの5区間を走り抜けたそうです。
この間、大きな事故を起こすこともなく、今回記念とすべき25回を迎えたそうです。東日本大震災の発災を受け、その開催については随分議論されたようですが、スポーツの力で被災地を元気にしよう、そのような気持ちから開催を決断したようです。
午前9時に大倉をスタートした選手は、4人の選手によって小石を詰め込んだザックをつなぎ、トップチームはほぼ1時間後にはゴールとなる花立山荘に到着しました。女子の10㎏、高校生の20㎏、一般が20㎏と40㎏の負荷を背負い、1チーム4人の選手が4区間でザックを襷代わりにつなぎます。力を発揮した若者たちが、互いに称えあう姿には、いつもながら感動を覚えます。